2020年、新型コロナウイルスの流行により世界中の人がステイホームを余儀なくされていた頃。
ベビー服ブランドのミキハウスは「スマイルキャンペーン」と称し、家に居ながら顧客と繋がりみんなを笑顔にできる方法を模索していました。
このキャンペーンの一環で、Taro’s Origami Studioが折り紙のオンライン講座サービスを提供することになりました。日本発の企業であるミキハウスのブランドイメージにぴったりである上に、折り紙は家の中でできる代表的なアクティビティだからです。
ミキハウスの熱意を受けたこのプロジェクトによって、まったく新しい折り紙のサービスが誕生しました。それが折り紙サブスクリプションサービスです!
まずはミキハウスとTaro’s Origami Studioのスタッフで打ち合わせを重ね、毎月の目標を設定し、それに沿った折り紙モデルをリストアップしました。Taro’sのアーティストたちが各作品の折り方のインストラクションビデオを新たに制作しました。
対象となる顧客に、月に一度Taro’s Origami Studioから折り紙のセットを発送します。ミキハウスが毎月ウェブサイトで新しいビデオを公開し、顧客が届いた折り紙を使ってその月のテーマの作品が折れるようにしました。
このプロジェクトはみんなを笑顔にできる素晴らしいものになりました。
マーケティングの観点では、ミキハウスで買い物することによる大きな付加価値を与え、ブランド・ロイヤルティの構築に役立ちました。
それ以上に重要なことは、ステイホームで親子の活動機会が制限される中、このプロジェクトが多くの親に子どもとの絆を深める機会を提供し、小さな子どもたちが家の中で身体を使って創造性を育むきっかけとなれたことです。
ミキハウスの折り紙サブスクリプションは、まさに「スマイルキャンペーン」の名にふさわしいサービスとなりました。
ミキハウスと一緒に、折り紙の楽しみ方の新たな可能性を発見できたことを、私たちはたいへん嬉しく思います!